めんそ〜れ〜

2009年09月30日

エッセイ第10回

さて、沖縄タイムスで連載していたエッセイの第10回です。


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「いっしょに笑顔 お父さんの子育て日記」
第10回

セミの季節になりました。
今年、私と長女はセミを500匹捕ることを目標にしました。
まぁいつもの思いつきです。
500匹は多いなと思いましたが、目標はちょい高めがいいです。
夏は長いですから。
私と長女のセミ捕り大作戦スタートと時を同じくして、
わが家周辺でのセミのピークがやってきました。
「わぁんわぁんわぁん」と鳴り響く声に、
朝はテレビの音も満足に聞けません。
こりゃ捕り放題だ。
最初の3日間で100匹を突破しました。
やればできるもんです。
長女の功績がでかい。
もちろん捕っては逃がし捕っては逃がしの
キャッチ&リリースの精神です。
虫かごなんて持っていません。
長女もセミ捕りのコツを習得し、
セミがよく止まる枝を把握し、
メスよりオスが捕まえやすいことを学習し、
順調に捕獲数を増やします。
私も負けずに協力。
1日に2人で70匹以上捕まえる日もでてきました。
それでもすぐに逃がしてしまうのでどれだけ捕っても減りません。
あぁうるさい。
朝食前が私の狩りタイム。
最初は長女のためにと思って決めた目標でしたが、
数が増えるにつれ、だんだん私もはまってきました。
目標に手が届きつつある時って楽しいですもんね。
セミが羽化する場面にも出会いました。
交尾の瞬間も盗み見しました。
カマキリに捕らえられてしまった
セミを目撃したこともありました。
キノボリトカゲや鳥がセミを虎視眈々と狙っています。
たかが庭先のセミ捕りですが自然な場面にけっこう遭遇します。
こうなると面白くなってきて6時前に起きちゃって、
長女より先に狩りに興じる始末。
人間、やはり目標があれば早起きも平気です。
私の捕ったセミが鳴きわめく音で長女が目を覚まします。
そして2人の狩りタイムスタート。
朝陽がきつくなると私の仕事は終了です。
長女に2人が今日捕ったセミの数を数えてもらい、
合計を出してもらいます。
そう。
娘の足し算の勉強に役立てたいのと、
夏休みの自由研究に使えないかなともくろんでいるのです。
どうです。この教育方針。
やはり人間目標があった方があれこれいいもんです。
そしてこの回のエッセーを書いたまさにその日。
500匹を越えました。長女は目標を引き上げました。
セミの受難の季節はもう少し続きそうです。

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このブログでも散々書いたセミ捕りの記録です。
結果、セミ捕りは700匹を越えました。
次女も来年からは参戦すると思うので
目標はさらなる高みへと向かいそうです。

このエッセイが掲載されたのは夏休み。
そのときに小学校で個人面談がありました。
担任の先生から
いろいろ話を伺うやつです。
妻が行きました。
担任の先生から開口一番
「セミ500匹おめでとうございます」
あわわ。見てくれているんだ。
「自由研究もそれでいいと思いますよ」

まぁそれで安心してセミ捕りに興じました。
興じ放題です

エッセイはあと2回です。
着地点を考えつつです。
posted by かず at 00:14| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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